この花は何でしょう? そう、これこそがわさびの花! やわらかな白色でとっても可憐な花なんです。 これがあの強烈なわさびの辛味の花なんて到底思いつかないほどきれいなんです。 早春の時期しか見られない貴重な花なんです なんと、こんなにきれいなんですが、食べてもいいのです。 天ぷらなんかで食べると美味しいですね。 でも、なめてかかったらたまりません。 茎と同様に結構辛いんですよ! こちらか伊豆の真中のわさびの里【筏田場】⇒ 観光の方にはちょっと山奥過ぎてなかなか行けないんだけど、見事なわさびの段々畑があるんです。 ここでわさびはとってもきれいな水といっしょに育つんです。 ご存知のとおりわさびは水がきれいでないと育ちません 特に伊豆にしかない真妻種という貴重なわさびは他の地域では育つことができないとっても繊細なわさびなんです。 それだけに他の地域のわさびとは雲泥の差の自然な辛味と甘味も備えた貴重品なんです。 ●&■なんかのチューブのわさびなんてわさびじゃない! 裏面の原材料見てください。 ・・・?西洋わさび??これってホースラディッシュですね。つまりダイコンの仲間! とっても日本独特のわさびではないんです -------------------------------------------------------------- わさびのすりおろしかた -------------------------------------------------------------- わさびは一般的に上の方(茎や葉のついている方)が下の方(先端部)に比べ辛味が強いと言われ「上の方からするのが通!」と聞きますが、実際は、上の方と下の方で差は見られないんです。 「わさび」は上へ上へと育っていく植物ですので下の方が細胞が古く茎や葉のついている上の方が若く新鮮です。 言いかえれば上の方が柔らかく、香り、粘りも強く緑色もきれいなため、使い方としては上の方からおろすことがおすすめ! ただ、1本を何回にも分け少しずつすりおろすような場合には残った部分の風味が落ちる可能性があるので下の方からすりおろしたほうがいいでしょう! 次に「 わさび」のすりおろし方は、「わさび」についている茎を外側から1本1本取り除き、タワシなどで全体の泥をきれいに落とし(もし黒い部分があったら先の尖った物でえくるように取る)よく水洗いした後、目の細かいおろし板でゆっくりと練るように(「の」の字を描くように)おろします。 この方法が「わさび」の辛味細胞を最も効率的に壊す、すなわち辛味を引き出すコツと言えます。 また、おろした わさびの辛味、風味が弱いときはおろした「わさび」をまな板にのせ包丁の背で叩くと粘り、辛味、風味が増します。「わさび」のおろす部分にほんの少々の砂糖をつけてすりおろすと辛味が増すんですよ。
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