ところてん突きも、追求。
突き立てをもっと美味しく召し上がれ。
突き立てのところてんの美味しさは格別です。「もっともっと美味しく食べてもらうには、使う道具も追求しよう」と探しをしていました。この度、おもいがかなって、よいところてん突き(突き棒)に巡り合え、2017年5月にところてん突き(突き棒)をリニューアルいたしました。ところてんを突きだす楽しさ、爽快感、美味しさをご体感ください。
伊豆河童の「柿田川名水ところてん」は、ところてんを固まりのままお送りいたします。柿田川名水ところてんが1本突ける大きさです。突き棒だけほしい方や突き棒が壊れてしまった方はご注文ください。
ところてんの醍醐味、
つるりとした食感に突き出せます。
板状の刃なので、ところてんをスッと突き出せ、断面がつるりとなめらか。とても食感のいいところてんが突きあがります。突き出した時のところてんの断面の違いは、美味しさに表れています。テグスの糸などのところてん突きだと、つるっとしたところてんの食感を出すことが、難しかったのです。
突き立てところてんは、絶品です。つるりとした食感で、口あたりもとても心地よく、美味しくお召し上がりいただけます。ひんやりと冷やし、つるり、コリコリ、お好みのタレをかけてお楽しみ下さい。
【美味しくつくコツ】ところてん突きを使う前に、軽く水で濡らしてください。すると、引っ掛かりなく、つるりとところてんを突き出せます。
手になじむ木製のところてん突き、
本体はホオノキ、刃は真鍮製です。
新潟県燕三条にある「小柳産業」さんに製造を依頼。一つ一つ手作りしています。細かく、手間のかかる作業ですが、無駄のない手さばきで、1つ1つ丁寧に仕上げていきます。
本体の材質はホオノキ、刃は真鍮製、真鍮製の刃は板状です。伊豆河童のしっかりとした固さのところてんでも、つるりと突き出せます。持つのにちょうどよく、ところてんが付きやすい大きさです。
本体の材質は「ホオノキ」です。においも少なく、水にも強く、木自体から油も出にくい、材質が固いので、和包丁の柄やまな板などの、台所用品にも使われています。実は、侍の時代から日本刀の鞘に使われていました。天然木を使用した製品ですので、ところてん突きごとに、色合い、木目に違いがあります。
美味しく突けるところてん突きは、
こうしてつくられます 。
栗原店長が、新潟へいき、実際に製造工程を見学してきました。一つ一つ手作業で組み立ててくのは、手間がかかります。本体の各部分を切り出し、伊豆河童の焼き印を押し、取手の穴あけ。組み立ては基本的に一人で行います。側面を整えたのち、刃を入れていきます。「刃」は伊豆河童のところてんの要望に応えてもらえた、重要な部分です。
縦の刃、横の刃、1枚1枚手作業で、突き棒の本体に入れ込みます。この細かい作業に、栗原店長も「うわあ、大変な作業ですね。」驚きと感謝です。小柳産業の方から「実際にみてもらえると、現場の大変さを分かっていただけて、大変ありがたい」のお言葉もいただきました。
伊豆河童オリジナルところてん突き、完成です。
次も美味しいところてんを食べるために。
使った後は、お手入れも。
1つ1つ丁寧に手作りした品だから、大切にお使いいただきたい、と伊豆河童は願っております。難しいお手入れではありません。しっかり洗って、しっかり乾かす。次も美味しいいところてんをお召し上がりいただけます。