本社工場で小学生向け「伊豆のところてんの工場見学&ところてん突き体験」を行いました。

こんにちは。創業明治二年、ところてんの伊豆河童です。

今回は2023年8月8日に本社工場で行った、夏休み自由研究体験講座「伊豆のところてんの工場見学&ところてん突き体験」についてご紹介します。

夏休み自由研究体験講座「伊豆のところてんの工場見学&ところてん突き体験」

このイベントは、静岡県東部地域局主催の「夏休み自由研究体験講座」の一環で、県東部エリアの小学生と保護者が企業や団体の現場に出向いて体験を行うというもの。

今年は48の企業・団体がこの取り組みに賛同し、小学生と保護者を受け入れました。

私たち「ところてんの伊豆河童」には清水町・富士宮市・伊豆の国市から、小学生のお子さんをもつ5家族12名が参加してくれました。

伊豆河童では「伊豆のところてんの工場見学&ところてん突き体験」と題して、ところてんの製造過程、商品発送方法、ところてん突き体験、試食などを体験してもらいました。

まずは工場の見学から

原料となる乾燥の天草(テングサ)の実物を参加した小学生に見てもらいました。

伊豆河童では伊豆産の天草を100%使っています。

こちらは昨日作ったところてんを、あんみつ用の角切りところてんにして、袋にパックする機械です。

ちょっと複雑な構造なので、「ピタゴラスイッチみたい」と、子供たちが言っていました。

天草を大きな釜に入れて煮出します。

夏のこの作業は暑さとの戦いでもあります。

約5時間じっくり煮込みます。

釜の中を覗く子どもたち。

ドロドロに煮えた天草を初めて見て、「こんなになるんだ~、熱い、、」と言っていました。

こちらは、先ほどの釜で天草を似た後の寒天質を一旦溜めて均一にするためのホッパーです。

ここに天草から絞ったアツアツの寒天質を3重の濾過をして溜めていきます。

ここの場所が一番熱く、濾過布をゆすりながら行う作業は力もいるので、一番大変な工程です。

伊豆の天草の現状や歴史、伊豆河童の会社についての説明も

栗原社長が、参加者に伊豆の天草の現状や歴史、伊豆河童の会社についての説明もしました。

本店のショップの見学も行いましたよ。

ところてんの「てん突き」体験

出来上がったところてんの「てん突き」体験も行いました。

初めて行う子どもも多く

「思ったより硬い!」「わ~すごい!」などの声が飛び交いました。

実は保護者の方もほとんど初めてのてん突き体験でした。

最後にみんなで試食会

最後には参加者みんなで試食を。

「今までスーパーの安いところてんしか食べてなかったので、ところてんがおいしいと思ったことがなかった。原料や製法でこんなにおいしいとはびっくり!」

「食べず嫌いの多い息子が初めて食べたところてんです。何杯もお替りしてびっくりです。もうここのところてんしか食べられないかもしれません(笑)」

「いろんなたれでも食べられるんですね。サラダとかにいいかも」

「蜜で食べるのは初めてでしたがびっくり。こんなにおいしいんですね」など

いろいろな意見が上がりました。

参加者アンケートではこんな声も

「気になるお店だったのですぐ応募した。製造から発送まで全て見られて試食までできてとても充実した講座だった」

「ところてんを突くところが楽しかった。工場の中が暑かったけどいろいろ見ることができて楽しかった」

「本物のところてんの味を楽しみ学ぶことができた。普段の安価なところてんとの違いを学びました」

「初めてところてんを食べた息子がおいしいと喜んでいた。貴重な体験に感謝」

などのうれしいお声をたくさんいただきました。

地元の小学生とその親御さんとコミュニケーションを取ることができ、そして貴重なご意見をいただくことができ、とても有意義な夏休み自由研究体験講座「伊豆のところてんの工場見学&ところてん突き体験」でした。

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宮川
静岡県在住ラジオパーソナリティー&インターネット新聞記者。おいしいものとデジモノが好きです。 伊豆河童店長の「伝統の伊豆ところてんを伝え、伊豆の海女さんを守りたい」という思いに共感し、2022年11月より伊豆河童のよみものを担当。 好きなところてんのたれはほうじ茶蜜。